『よくある米国式自己啓発書』勝間和代氏が翻訳をし,同氏が最も影響を受けた本の一つということで,本書を手に取ってみた. 本書はいかにもアメリカの自己啓発書という内容である.しかし,著者が長年のコンサルト業を通じて,実際に経験して体得した数多くの具体例が提示されているため,非常にわかりやすい内容となっている. 人生における様々な場面で,苦難に出会った時に,どのようにしてそれを乗り越えるか,つまり問題解決法がわかりやすく提示されている.