『心の腰をあげて行動しよう。』
私の周りで仕事のできる人は、打合せをしているとスっと立ち上がって、ホワイトボードに図を書き出す人が多い。目の前にある問題をフレームワークに当てはめて考えているのだろう。フレームワークが大切なのは理解しているし、紹介されているフレームワークも知っているものだが、知っているのと使えるのとは大違いだ。使えるようになるには訓練の数を増やすしかないと著者は述べているが、私はまさに訓練が足りていないのだろう。なぜ訓練が足りていないかと考えると、機会があたえられていないわけではなく、目の前にある問題をフレームワークに当てはめるための「ふんっ」という心の気合というか、心が腰を上げて動く感覚がたりないのだと思う。これは無意識にはたらく「めんどくさい」という気持ちがそうさせるのであろうが、行動をおこせば実にたやすいことだと思う。行動しよう。