『読者の対象はだれですか?』
本書は、経済学理論を身に付けた、経済に相当詳しい人でなければ理解できない
内容でしょう。
要は、経済に精通していない人でも、理解しやすいように記述すべきところが、
3人の著者のレベルの高い対談の本になっていませんか?
具体的に指摘すると
●文章中の漢字にふりがな(ルビ)を付けなければ読めそうもない、難しい漢字が
多く使われている。
●カタカナ語に、日本語の注記(意味)をつけたものが多い。
これは、難しい言葉(経済用語他)を使用しているからやむを得ないと言えばそれ
までかも知れないが!
●難しい言葉・人名などに【※】を付けて、簡単な説明がされているが不十分です。
また、本全体で108箇所もあるのは異常過ぎます。
【※】の部分を、読むだけでも疲れます。
上記の理由により、お薦めできる本とは思われないため、「★1つ」とします。